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千と千尋の神隠しの色に注目
今回は皆んなが知ってるジブリ映画
「千と千尋の神隠し」のちょっと面白い見方をご紹介します。
この映画に使われている色に注目すると
あーなるほどねー
と思えます。
この映画では「緑」と「赤」が対照的な物として描かれています。
物語冒頭引っ越し途中の千尋の服は緑。
そして緑の生い茂る山の中に車を進めていきます。
そしてトンネルを潜り、不思議な世界に迷い込んでしまうのですが
その不思議な世界のメインカラーは赤。
千尋の仕事着も赤いですね。
この映画では
「緑」=現実。
「赤」=不思議な世界。
といった分け方をしています。
ちなみに2つの色は色彩学で補色と呼ばれる正反対の色。
最後に不思議な世界から帰還し、トンネルの入り口に停めてある車に緑の葉っぱが覆い被さっています。
これはきちんと元の現実の世界に戻れたという事を意味しています。
色々考えて作られているんですねー!
ちなみにこれは専門学校時代の色彩学の授業で教えてもらった事です(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎