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博士の異常な愛情
今回はキューブリック監督の「博士の異常な愛情」をご紹介します。
アメリカとソ連が戦争を起こすきっかけになりかねないクーデターが起きます。
その事態にアメリカ政府が右往左往する内容。
それをブラックコメディ風に描いています。
大統領とイギリス空軍大佐、博士3役を1人がこなしているのも注目です。
ちなみにタイトルにも出てくるこの博士
ぜんっぜん出てこないですw
1963年制作64年公開の映画で、アメリカとソ連は冷戦まっただ中。
非常にアメリカ国内が緊迫していた状態でした。
なかなかきわどい内容のため、映画冒頭でアメリカ空軍より「実際のアメリカ空軍では、現実ではありえない」との解説がつくほど。
こんな危ない時期にこんな映画を発表するなんてキューブリック変態。