デジタルパーマについて

ブログ Aug 26 2021

こんにちは。 当山です。

 

 

オンザコーナーでは、2種類のパーマがあります。(縮毛矯正は別として)

 

 

コールドパーマ(所謂普通のパーマ)とデジタルパーマ(ホットパーマとも言います)の2つ。

 

 

 

今回は僕個人的にオススメな「デジタルパーマ」についてご説明しようと思います。

 

 

 

 

 

 

 

コールドパーマとデジタルパーマって何が違う?


 

コールドパーマとは?

 

 

コールド=冷たい ということではなく、「常温」を指します。

 

 

つまり加温せずにそのまま常温でかけるパーマの事を言います。

 

 

 

 

使うロッドはこんな感じ。これを髪の毛に巻いてパーマをかけていきます。

 

 

 

 

ちなみに上の写真のようなコットンとピンを使った「ピンパーマ」もコールドパーマの時に使います。

 

 

そして使うパーマ剤は「液体」です。シャバシャバの液体。ここ後で重要なので覚えておいて下さい。

 

 

パーマの行程としては、ワインディング(ロッドを巻く事)→薬剤塗布→流し→2剤塗布→流し→終了

 

 

大体こんな感じです。時と場合によっては、薬をつけながらロッドを巻いたりする事もあります。

 

 

 

 

 

デジタルパーマとは?

 

 

デジパタルパーマとはコールドパーマとは違い、加温するパーマです。 

 

ホットパーマともいいます。

 

 

 

加温といっても、

 

 

 

こういう全体をふわっと温めるものではございません。

 

 

デジパーに使うロッドは、コールドパーマとは違い「加温ロッド」という物を使います。

 

パーマロッド

 

 

コールドパーマで使うロッドとは違い

 

パーマロッド

 

ここにコードを差して、ロッドが直接温まります。

 

 

つまり1本1本均等にきちんと熱が加わるという事。

 

 

大体60〜90度くらいまで加温します。(お店によって違いはあります)

 

 

そして使うパーマ剤は「クリーム状」もしくは「ジェル状」。少し粘度があります。はい。ここ重要です。

 

 

デジパーの行程は

 

薬剤塗布→流し→ワインディング→2剤塗布→流し→終了

 

 

1番最初に薬剤塗布から始まります。そしてその薬剤を流してからワインディングに入る。

 

はい!ここも重要!

 

 

 

 

デジパーかけるメリット


 

コールドパーマとデジタルパーマの違いをざっくり説明しましたが

 

 

何故デジタルパーマがオススメなのかお話したいと思います。

 

 

まず1番重要なポイントなのが

 

 

ダメージを抑える事ができる

 

 

 

はい。コレが1番大事! 美容師が一生戦わなくてはいけないダメージ。

 

 

お客様も髪の傷みは出来るだけ少ない方が嬉しいですよね?

 

 

ダメージが減ると今後髪で出来る事の幅が広がります。

 

 

 

では何故デジパーだとダメージを抑えられるのか?

 

 

3つポイントがございます。

 

 

①温める事により形状記憶力が高まる

 

 

薬剤によるケミカルパワー+熱によるパワーのコンボによって、コールドパーマよりも薬剤を弱める事が出来ます。

 

 

薬剤によるケミカルダメージがパーマで1番傷みます。

 

薬剤を弱める事でダメージを減らせるという事でございます。

 

 

 

②薬剤の塗り分けができる

 

ここかなり重要です!薬剤の塗り分け。どういう事なのか説明しますと

 

 

 

 

 

 

 

コールドパーマの場合、ロッドを巻いた状態で薬剤を塗布するので塗り分けは超困難。というか無理です!

 

 

 

デジパーの場合は、先に薬剤を塗布して1度流しからロッドを巻きます。

 

 

なので傷んでいる部分と傷んでいない部分で薬を塗り分ける事が出来ます。

 

 

 

更に薬の粘度も重要で

 

 

コールド=液体  デジパー=クリームまたはジェル

 

 

クリームやジェルは粘度が高く、液体に比べ髪の毛に塗布する際に正確に塗布する事が出来ます。

 

 

③パーマのリタッチができる

 

 

 

②で述べたように薬の塗り分けができるので、パーマの「リタッチ」が可能です。

 

 

 

 

 

 

どういうことかと言いますと

 

 

 

 

 

 

Aの部分はまだパーマをかけてない部分。

 

 

Bの部分は3ヶ月前にデジタルパーマをかけた部分がワンカール残っている状態です。

 

 

Bのすでにかかっている部分には、ダメージを考慮してパーマかけたくない。何度も同じ部分にかけると確実にダメージ進みます。

 

 

なので、この場合はBの部分には完全なる保護剤(クリーム状)を塗布します。要はそのまんまのカールを生かすんですね。

 

 

これを繰り返せば、ボブ〜ミディアムで髪を伸ばしている途中の方に、少ないダメージでパーマスタイルのまま伸ばす事が出来ます。

 

 

これはデジパーのもちの良さと、薬剤が粘度のあるクリームもしくはジェル状である為に可能なんです。

 

 

 

(おまけ)ハイダメージ毛にもパーマかける事が出来る。

 

 

ちょっと特殊なケースですが、デジパーならハイダメージ毛へのパーマが可能です。

 

ブリーチなどで傷んだ髪はとてもデリケートで、コールドパーマの薬剤を使用すると、チリチリになってしまう事があります。

 

これはパーマ液に含まれる、アルカリ剤が原因です。

 

アルカリ剤はキューティクルを開かせる効果があり、パーマ液には必要な成分なのですが

 

髪が傷む原因の1つでもあるのです。

 

 

その為ブリーチ毛の方はパーマお断りします!という美容室は多いです。

 

 

ただオンザコーナーでは弱酸性デジパーの薬剤もご用意しています。

 

 

アルカリ剤が一切入っていない為、健康毛ではキューティクルを開けず、パーマかからないのですが

 

 

すでにハイダメージでキューティクルが剥がれている髪には、少ないダメージで作用してくれます。

 

さらに熱も加わって、傷んでハリのなくなった髪でもパーマを維持する事が可能です。(個人差はあります)

 

 

注)全てのハイダメージ毛にかけられるわけではありません

 

 

詳しくは↓の動画で説明しています。興味がある方はご覧ください。

 

 

 

 

 

 

デジパーのデメリット


 

多少時間がかかる。

 

加温する時間などが増えるので、通常のパーマよりも1時間ほど時間がかかります。

 

 

値段が高くなる。

 

コールドパーマより値段が高いです。

 

 

正直これくらい笑。

 

 

昔はデジパー=傷む というイメージが強かったですが

 

 

今では薬剤、機材、技術の進化により、コールドパーマよりも傷みにくくパーマをかけれるようになっています。

 

 

 

デジパーをかけないのはどんな時?


 

細かくスパイラル状にかける場合やかなりのベリーショートの場合はデジパーには向かないです。

 

そういう場合はコールドパーマでかけます。

 

 

 

 

はい。以上がデジタルパーマの説明でございます。

 

 

 

個人的にコールドパーマに比べてダメージの少ないデジタルパーマ推しなのです。。

 

 

 

特にボブより長い方は、ダメージが特に気になると思うんので、デジパーがオススメです!

 

 

 

 

↓LINE@からいつでもご予約できます↓

スクリーンショット 2017-07-28 18.28.36