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Q.ヘアカラー中にラップするのはなぜ?
美容室でヘアカラーすると、最後にラップを巻かれる事があります。
あれって何のために巻いているかご存知でしょうか。
カラーの時にラップをする理由
「乾燥させないため」
カラー剤はクリーム状になっていて水分を含んでいます。
店舗や席によっては、ラップをせず放置しておくとエアコンで乾燥してしまいます。
乾燥するとカラー剤が発色しにくくなり、仕上がりがムラになってしまう事があります。
ラップをして乾燥を防ぐ事で、カラー剤の効果を損なわないようにしています。
「保温するため」
ラップをすることで体温がこもり、ラップの中は温まっていきます。
ラップ内の頭の温度が高くなるとキューティクルが開き、カラー剤が浸透しやすくなます。
さらにカラー剤が早く浸透すると明るくなりやすくなり、ラップでの保温は時間短縮にもつながります。
その為トーンアップ(髪を明るくする)を際にはラップをして薬剤を促進する事が多いです。
「白髪を染める為」
白髪は1本1本が強く浮きやすいので、ペーパーを貼る事が多いです。
それでも短い白髪は結構浮きやすいので、その上から更にピタッとラップを被せる事で、白髪が浮きにくくなります。
ラップをしなくても良い場合
ここまで見ると全部のカラーでラップした方が良く思えますよね。
しかしラップしない方が良い場合もあります。
「トーンダウン(暗く)する時」
ラップをしないでおくと薬剤が空気に触れて酸化しやすくなります。
酸化すると色の発色が強まります。
トーンダウンの際は発色が強い程色が濃くなり暗く見えるので、ラップをしない方が効果的だったりします。
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