Q.皮膚が弱いとカラーはできないですか?

ブログ Oct 25 2019

Q.皮膚が弱いとカラーはできないですか?

 

 

A.その日の体調によってもありますが、皮膚にカラー剤が付着すると炎症を起こす事があります。

 

 

 

カラー剤による皮膚の炎症には2種類あります。

 

 

 

 

アレルギー性接触皮膚炎


ヘアカラー第1剤にはジアミンと呼ばれる物質が含まれています。

 

体質によってはジアミンにアレルギー反応を起こしてしまいます。

 

アレルギー性接触皮膚炎は、カラー剤を塗布したすぐその場では反応は起こらず、24時間〜48時間後に反応のピークが訪れることが特徴的です。

 

塗布した部分のみに関わらず、顔や首など周りの部分にもかゆみや赤み、腫れなどの症状が現れます。

 

 

一度そうなってしまうと次回以降もカラー剤が皮膚に付着すると、必ずアレルギー反応をおこしてしまいます。

 

通常のカラー剤でカラーができなくなることもあります。

 

ジアミンを含まないマニキュアやヘナなどのカラーリングに切り替えるなどの対応が必要です。

 

 

刺激性接触皮膚炎


カラー剤の1剤に含まれるアルカリ剤と2剤に含まれる過酸化水素水による反応です。

 

カラー塗布直後に塗布した部分にのみ反応が現れます。

 

普段は異常がなくても、体調やホルモンバランスによって、刺激を感じる事があります。

 

あまりに刺激が強い場合は、すぐに洗い流しましょう。

 

日頃からしみやすい方は、保護オイルつけたり、直接頭皮にカラー剤がつかないように塗布する必要があります。