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【永久保存版!美容師向け動画】ブリーチパーマ完全マニュアル!ブリーチ毛、ハイダメージ毛にデジタルパーマをかけるレクチャー
こんにちは。 当山です。
ちょっと大作動画ができました。
【永久保存版!美容師向け動画】ブリーチパーマ完全マニュアル!ブリーチ毛、ハイダメージ毛にデジタルパーマをかけるレクチャー
当店で打ち出している「ブリーチパーマ」これを美容師向けに解説した動画になっております。
ブリーチパーマとは、通常パーマが難しいとされているブリーチしている髪にパーマをかける技術です。
以前ブリーチパーマについて書いた記事が結構ヒットしまして、、
今では毎週数人、遠方からもパーマをかけに来て下さいっている方が増えました。非常にありがたいです。
実は美容師側からすると、ブリーチ毛などのハイダメージ毛にパーマをかけるのは非常に難しいのです。
今回の動画は美容師に向けて、毛髪診断の方法、薬剤の種類、加温時間などなど。。かなり細かくブリーチ毛パーマについて説明してます。
まずは
カウンセリング編。
正直ここが1番大事と言っても良いでしょう。ここでパーマ可能か見極めれないといけません。
特にご新規様の髪の履歴は、できる限り全てお聞きして把握しましょう。
スタイル写真でお互いに同じイメージを共有しましょう。
間違っても、「緩めで〜」「強めで〜」などという曖昧な表現で終わらせないで下さい。
次はパーマかける事が可能かチェック。
水で毛束をよーく濡らして、指に巻きつけます。その跳ね返り具合でパーマ可能かの判断をします。
もし跳ね返らず張り付いたままだったら、パーマかけることは出来ません。
ここまでがカウンセリングです。(動画でもっと細かく説明してます
次に実際に施術に移ります。
まずはbefore
毛先にブリーチと所々ハイライトが入ってます。
カットはほとんど長さは変えずに、前髪だけオン眉に。
そこは割愛してパーマの説明に入ります。
今回は「バング」「毛先のブリーチ部」「表面の根元付近」で薬を塗り分けます。
一番ダメージの少ないバングから塗布します。
ちなみに僕は薬剤塗布の際、コームとハケを2つ持ちます。
コーミングと塗布のコームを分ける事で、余計な箇所に薬剤がつくのを防いでいます。コレかなりおすすめです。
今回は表面にも少し動きが欲しいので、ウィービング上に根元付近まで薬剤塗布してます。
ロッドを巻きつけて、5分後にチェックします。
ハイダメージ毛の場合これくらい毛先がカールしてればOK。シャンプー台で流します。ちょっと写真だと見にくいですが。。。
(健康毛の場合はもう少しカールしてから流します)
この状態の髪の毛は非常にデリケート。ちょっとした摩擦で傷んでしまいます。
コーミングする前にオイルをつけて、引っかからないように優しくとかします。
そしてワインディング。
表面は根元近くまで薬剤つけている部分があるので、オンベースで根元の方まで巻き込みます。
ただし根元ギリギリまで巻いてしまうと、加温した際に熱すぎるので注意です。
これはする場合としない場合がありますが、よりしっかりリッジを出したい時は濡れたシートを巻きつけて蒸らすようにします。
そのままだと熱いので、上から乾いたシートもう1枚巻きつけましょう。
基本的に加温時間は、なるべく施術をシンプルにするため全て固定で約10分。
加温後は2液をつけますが、まずは泡状にした薬をつけ湿らせてから、スポイトで本格的に塗布します。
加温後はロッドに巻きついている髪が乾いているため、薬剤を弾きやすくなっています。
先に泡で湿らせる事で薬剤を吸いやすくなり、薬剤の量を削減できたり、地肌に薬剤がつく不快感を軽減できます。
数分後、ロッドを外して仕上げます。
ブリーチしているハイダメージ毛でしたが、綺麗にカールがつきました!
動画でも説明してますが、全くチリついたりしていません。
動画を見ていただけると、ハイダメージ毛にもパーマかけれる可能性がグッとアップしますよ!
是非最後までご覧ください!