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パーマのこだわり。ウィービングパーマ。
こんにちは。 当山です。
僕のパーマのこだわりの1つが
抜け感です。
毛束と毛束の間に空間を作りたいと言いますか、立体感を出して隙間を空けたいんですね。
するとコテで巻いたみたいな質感になります。
ちなみにお客様が見せてくださるパーマスタイルの写真は、ほとんどがコテで巻いて作ってます。パーマって書いてあっても実際はコテで仕上げていたりします。。。
↓の記事でも書いてますが、この抜け感を出すにはデジタルパーマが適しています。
ウィービングパーマとは?
パーマかける際に、表面のほんの少しの毛を何束かウィービングでわけとります。
その少量の毛束のみ根元付近から薬剤をつけています。
そうすると立体的なニュアンスが加わり、抜け感が出るんです。
このようにウィービング状に毛束をとってパーマかけることを
「ウィービングパーマ」
と言います。そのままです。はい。
実際に写真の方がわかりやすいので、ご紹介していきます。
実際にウィービングパーマをかける。ボブの場合
こちらのお客様はワンレングス(段の一切入っていない)のボブです。
基本ワンカールでかけて、表面をウィービングでパーマかけると。。
赤い点線の様に、高い位置から面ではなく筋状にウェーブがついています。
すると
向こう側が見える様な抜け感が出せます。
表面全部をパーマかけているわけではないので、変にボリュームが出過ぎる事もありません。
ミディアムの場合。
こちらのお客様は表面にレイヤー(段)が入っています。
耳下から生えている毛はほぼワンカール。耳上はもう少しウェーブっぽくなる様にかけています。
更に表面には
赤線のところにウィービングしています。
つまり
こんな感じで薬塗る位置を3つ分けてるんですね。
黄=耳下ワンカール、青=耳上Sカール、赤=ウィービングといった具合です。
全体的に柔らかい質感ですが、耳下をワンカールだけにして必要ないボリュームを抑え、表面のウィービングで立体感が出ています。
ウィービングパーマのメリット
基本的にパーマをかけるとはボリュームを出すという事です。カールがつく以上絶対ボリュームは出ます。
そして薬がついた部分はどんなに弱い薬でも傷みます。
しかし、これからのパーマスタイルは
いかに少ないダメージでかけれるか、
不必要なボリュームを取り除くか
この二つが大事だと個人的に思います。
ウィービングはこの両方を抑えてくれるんです。
ウィービングでとった部分のみ薬をつけているので髪全体のダメージは少なく、当たり前ですが薬をつけていない箇所はボリューム出ません。
今回紹介したスタイル。
どちらも動きを出したい表面をウィービングではなく普通にパーマかけたらかなり広がるし、ダメージが相当かかってしまいます。
お客様がパーマ失敗したなぁ。。。と感じるほとんどが
傷みすぎとボリューム出すぎ
これが原因だと思います。
抜け感と程よいボリュームが出て、傷む部分が少ないウィービングパーマ。おすすめです!
実際にウィービングパーマをかけている動画
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