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エイジング毛(加齢毛)とは。そして毛粗鬆(もうそしょう)とは。
25歳はお肌の曲がり角。。。
では髪の毛の曲がり角は???
はい。髪の毛の曲がり角はだいたい40歳くらいに訪れます。早い方だと30代から。。。
では。
実際に髪の毛が曲がり角(40歳になると)を曲がるとどうなるのか?
歳を重ねると、お肌がエイジングしていくのと同じく髪もエイジングします。それを。。。
エイジング毛とか加齢毛と言います。
では。
エイジング毛が進行すると具体的にどうなるのか?
エイジング毛が進行すると以下のような事になっていきます。
1.髪がパサパサして、ツヤがなくなってきた。手触りがザラつく。
2.トップがペタッとしてボリュームが出ない。
3.パーマがかかりにくい。ダメージしやすくなった。
4.くせ毛のようなウネリが出てきた。
心当たりある方いますよね?
これらエイジング毛になってしまう最大の直接的な要因が一つあるのです!
それは。。。
毛粗鬆。(もうそしょう)
以前も記事にしましたが↓↓↓
毛髪内部のタンパク質が加齢により減少することを毛粗鬆っていうんですね。。。
先ほど述べました。エイジング毛の症状。
1.髪がパサパサして、ツヤがなくなってきた。手触りがザラつく。
2.トップがペタッとしてボリュームが出ない。
3.パーマがかかりにくい。ダメージしやすくなった。
4.くせ毛のようなウネリが出てきた。
実はこれらの要因のほとんどは毛粗鬆が原因になっています。。。
まず。
1.髪がパサパサして、ツヤがなくなってきた。手触りがザラつく。
この要因はひとつカラーリングやパーマでのケミカルダメージもありますが、毛粗鬆より毛髪内部のタンパク質、油分が減少し、毛髪内部に空洞ができ、パサつき、ツヤがなくなり、手触りが悪くなるのです。
2.トップがペタッとしてボリュームが出ない。
これは頭皮の緩みなどの要因もありますが、毛粗鬆によりハリコシがなくなってしまい、髪の毛の立ち上がりがつかずペシャンと潰れてしまいます
3.パーマがかかりにくい。ダメージしやすくなった。
そもそもパーマは毛髪内部のタンパク質に作用します。なので毛粗鬆によりタンパク質が減少した髪はパーマがかかりにくくなります。
またパーマがかかりにくいからといって、強いパーマ剤を使うと。。。髪が死にます。。。
つまりエイジング毛へのパーマ施術は慎重になります。経験上、エイジングの強い髪へのパーマはハイダメージ毛へのパーマと割と似ています。
↓↓↓こちらの記事でも説明していますが↓↓↓
濡らした状態で指に巻きつけて
クルッと戻ればパーマはかかります。
指に巻きつけて。。。
ペタッと張り付いて戻らない場合はまずかかりません。。。
縮毛矯正なども同様なので、状態に合わせた薬剤選定などが大切になってきます。
4.くせ毛のようなウネリが出てきた。
毛髪内部の空洞化により歪みを生じたりします。また加齢による毛穴の歪みにより、生えてくる毛髪自体が歪んで生え出てくるためウネリが出たりします。
頭皮のスキンケアも重要になってくるんですね!
エイジング毛、毛粗鬆の予防法
・毛髪内部のタンパク質、脂質が減少しているので、それを補うようなトリートメント、シャンプーなどを使用する。
・頭皮のスキンケアを心がける。頭皮用の化粧水や定期的にヘッドスパをするなどして頭皮環境を整える。
・食生活、ライフスタイルを改める。脂っこいジャンクな食品を避ける。バランスの良い食事を心がける。
・アルコールの取りすぎ、喫煙はマイナスです。
まとめ
ひとりひとり髪質は千差万別です。人それぞれ髪の太さも違えば、強度も違うし、もともと持っているタンパク質の量も違います。
大切なのは。。。
現状の髪の状態をしっかりと把握してひとりひとりにあったケア方法。
パーマやカラーリングをする場合はしっかりとした毛髪診断の上での施術法の選択。
ここがエイジング毛をキレイに保つカギになってきます。加齢は誰でも確実にしますし、誰でも歳をとれば、髪の毛だって歳をとります。
ただ工夫と行動、付き合い方次第で、アンチエイジング!保つことは可能だと思います。
そのためには僕たち美容師が正しい毛髪知識持つ事。そしてお客様ひとりひとりへの的確なアドバイスが出来る事が重要です。
オンザコーナーでのパーマ、カラーリングなどのケミカル施術の際には、髪の状態に合った最適な薬剤を選択しています。
また髪質やライフスタイルに合わせたホームケアのご提案もさせていただきます。
「ここ最近髪がパサつく気がする」「変なくせが出てきた」など
今までの髪質と何かしらの変化を感じて来たら、お気軽にご相談下さい。
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