パーマの薬剤選びのポイント。ボブ編

当山隆之ブログ May 04 2018

こんにちは。 当山です。

 

 

僕はパーマをかけさせていただく事が多いのです。

 

 

パーマに使う薬剤は主に2種類で

 

 

 

1液と言われる髪の毛を還元させる(結合を切って柔らかくする)薬と

 

 

2液と言われる髪の毛を酸化させる(切った結合を再結合する)薬です。

 

 

 

特に髪のダメージに大きく関わるのは1液で、パーマの仕上がりの大半をこの1液選びが左右します!

 

 

僕がパーマをかける際にこだわるのはまさにこの薬剤選びで

 

 

1つの頭でも数種類の薬を塗り分けます。

 

 

基本的に髪は長い毛の方が短い毛より傷んでいるのですが

 

 

例えばボブの場合

 

 

ボブは表面の毛が長く、襟足の毛がかなり短くなっています。

 

 

 

 

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汚い絵ですいません。。。

 

 

表面の青部分と、襟足や内側にくる短い部分 

 

 

長さがこれだけ違うので、髪が受けているダメージが全然違います!

 

 

前髪も多めに作っている方は、表面生え際とではやはり長さが違うので、同じ事が言えます。

 

 

つまり青い部分には優しい薬赤い部分には強めの薬を使わないと綺麗にパーマがかかりません。

 

 

青い部分に合わせたら赤い部分にパーマかからないし

 

 

 

赤い部分に合わせたら青い部分が傷みすぎて大変な事になっちゃいます。

 

 

 

なのでカウンセリングの段階で

 

 

「ここはこれぐらい切るから、強めにしないとパーマかからないな。。」

 

「表面は紫外線で傷んでいるから薬弱いの使おう。。。」

 

 

などなど色々考えながら髪を見ているのです。

 

 

 

今回はなるべく簡単に説明したかったので、単純な例を挙げましたが

 

 

実際はもっと複雑で、4種類以上の薬を使い分ける事もあります!

 

 

僕は極力傷みを少なく、綺麗にパーマを出せるかを考えて挑んでおります。

 

 

また髪の状態やスタイル別でのパーマポイントを書こうと思います(^^)