ドイツからブリーチ毛にパーマをかけにきてくれました。

こんにちは。 当山です。

 

本日のご新規様。

 

 

ブリーチ毛にパーマをかけにいらして下さいました!

 

 

普段はドイツにお住いなのですが、

 

 

「ブリーチパーマ」とググってオンザコーナーを見つけてくれたみたい。

 

 

インターネット最高です。

 

 

 

ではビフォア

 

 

 

 

 

ハイライトが何層にもなっている状態。

 

全体的にブリーチされていますが、部分的には2回されている所もあったり、ダメージレベルがバラバラです。

 

 

実はハイライトにパーマかけるのってちょっと難しいのです。

 

 

ハイライト部分を完全にわけとるなんて不可能ですし、1番傷んでいる部分に合わせて薬剤をつける事になります。

 

 

その為、所々カールの強さが微妙に変わってしまう事もあります。

 

 

今回のお客様にもそこはご説明して、ご了承いただいてから施術しております。

 

 

ではアフター

 

 

 

思っていたようなカールが出せましたよ〜。

 

 

表面の1部だけ少しカール緩くなりましたが、他は全体的にクルッとパーマかけられました!

 

 

ご本人も喜んでいただき、来年も帰国した時には来て下さるみたいです!やったー!

 

 

来年もご来店お待ちしております!

大きく柔らかいカール。解説!ドライデジタルパーマ。

こんにちは。当山です。

 

 

オンザコーナーは以前から、ブログや動画などパーマで作ったスタイルを発信しています。

 

 

僕は様々な理由から普通のパーマよりデジタルパーマをかける事が多いのですが

 

デジタルパーマをおすすめする理由

詳しくは↑の記事を見てね☆

 

 

 

 

パーマスタイルのスタイリングはウェットでクリっとした質感ややドライで大きいカールな質感の2つわかれます。

 

 

 

 

<パーマの質感>ウェットでクルっとなスタイリング

 

 

ウェットなスタイリングは

 

 

 

こういう質感ですね。

 

スタイリング方法としては、よーくタオルドライした後、ツヤの出るスタイリング剤をつけたら自然乾燥させればOK。

 

よりカールを強く出せるやり方です。

 

 

ショート〜ミディアムくらいに多いですね。 

 

こういうスタイルにする時は、あまりダメージしてない髪やショートだと普通のパーマでかける事もあります。

 

 

 

 

<パーマの質感>ややドライで大きいカールなスタイリング


 

 

 

ドライなスタイリングは

 

 

こんな質感。

 

ドライと言っても。パサパサしているわけではありません。。

 

スタイリング方法は、乾いた状態の髪にスタイリング剤もしくはオイルなどをつければOK。

 

 

ウェットの時よりもカールが緩み、柔らかい質感に仕上がります。

 

 

こちらはショート〜ロングまでどのレングスにも合います。

 

 

こういう質感はドライデジタルパーマじゃないと表現できません。

 

 

 

 

ドライデジタルパーマとは?


 

 

通常のデジパーの行程は

 

1液を塗布。数分後流す。

ロッドを巻く。

加温。

2液塗布。数分後流す。

 

これが大体の流れ。(お店によって違いはあると思いますが、当店ではこの流れです)

 

 

ドライデジタルパーマの場合

 

1液を塗布。数分後流す。

髪を完全に乾かす。

ロッドを巻く。

加温。

2液塗布。数分後流す。

 

 

この髪を完全に乾かす。という行程が加わります。

 

 

 

ここでドライする事からドライデジタルパーマと呼んでいるわけですね〜

 

 

 

ドライデジタルパーマにする理由


 

 

基本的に水分を多く含んだ状態で加温した方が、カールがクルっとなります。

 

あえてクルっとさせないで柔らかい大きなカールを表現する為に、1度完全に乾かしているのです。

(残す水分量は髪質や状態によってコントロールすることもあります)

 

 

 

大きいカールだとすぐ落ちてしまうのでは?と思うかもですが、熱を利用しているデジパーは普通のパーマより保ちが良いのです。

 

 

さらに最適な薬剤選びが出来ていれば、簡単に落ちる事はありません。

 

 

ドライデジタルパーマのデメリットは?


 

あえてあげるとすれば、ミディアム〜ロングに使う事の多いテクニックなので、乾かす分20分くらい多く時間がかかる事。

 

 

後は乾いているからロッド巻きにくい事くらいですかねw

 

 

基本的にお客様の求めるスタイルや、髪質に合わせて普通かドライかをこちらで決めて使い分けています。

 

 

ドライデジタルパーマだからプラスで料金いただく事もございません。

 

 

今回のブログは、実はパーマの時に色々工夫をしてるんですよ〜とお伝えしたかったのでございます。テヘ☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ショートカット技術完全マニュアル【美容師向けの記事です】shortcut fanclub〜読むだけでショートカットが上手くなるブログ。の切り方、コツ、バリエーション

はじめに


 

 

一昔前に比べてショートカット人口って明らかに増えている感じがします。

 

 

 

なんでか?

 

 

 

ここ10数年間でスマホのインフラが整い、誰でも手軽にインターネットできる状態になりましたよね。

 

 

 

このインターネットインフラのおかげで、一個に巨大集中する流行が溶けたと感じております。

 

 

 

メディアが多様化して一つのスタイル、または一つの芸能人などアイコンの人気も分散して、スマホ以前ほど一箇所に集中する事がなくなったかと。

 

 

 

これ考えると。。。スマホ時代以前には(はやりの髪型)ってのがありました。

 

 

 

古くは聖子ちゃんカット、アムロちゃんのシャギーカット、スマホ時代直前はAラインの重たいスタイルが流行ってましたよね。男性ならウルフレイヤーとか。。。懐かしい。。。

 

 

 

当時は少数派だったショートカットはこの多様化の流れで必然的に増えて行ったのではと。。。勝手に仮説を立てる山ちゃんです。偉そうなこと言って間違ってるかもしれませんwww

 

 

 

 

そしてこれまた必然的に、そのショートカットのスタイル内も多様化してて、様々なスタイルがあります。

 

 

 

今回はショートカットのスタイル別に、現時点で山ちゃんなりに技術のポイントや感じることを動画なども交え詳しく綴る。。。

 

 

 

では。。。

 

 

 

ショートカット技術完全マニュアル

 

 

 

やりましょう。

 

 

 

 

ウェイトポイントの設定と骨格の理解


 

 

 

基本的にショートにはウェイトポイントが存在しますよね。

 

 

 

 

ここですね。膨らんでるところ。ここがウェイトポイントです。

 

 

 

ショートスタイルでここのウェイトポイントを間違えると結構致命的です。

 

 

 

フロントとのバランスもよりますが

 

 

 

 

このアゴから輪郭を通るラインの延長線上にウェイトを作ると決まりやすいです。

 

 

 

アンダーセクションのカットでしっかり見極めてウェイトバランスを作りましょう。

 

 

 

 

ここでもう一個気を付けなけれはいけないのが。。。

 

 

 

骨格の見極め

 

 

 

当たり前ですが、一人一人頭の形や髪質って違います。100人いたら100種類それぞれです。

 

 

 

例えば絶壁の人は、後頭部が平らなので。。。

 

 

 

このような丸みが出しにくいです。その場合ミドルでしっかりとウェイトを作ることを意識しましょう。

 

 

 

 

また、頭の形がしっかりとしてネープのクビレが強い骨格の人

彼のような骨格の方は

 

 

 

 

アンダーセクション(ネープ部分)を切り込みすぎると、メチャメチャウェイトが上がりやすいので注意が必要です。一気に切りすぎず慎重に切りましょう。

 

 

 

骨格の理解をマスターすればショートスタイルマスターに近づけます!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ショートスタイル耳裏の切り込みが大切


 

 

 

 

 

 

 

割と挑戦しやすいシンプルなショートスタイルです。

 

 

 

ポイントは後頭部の丸みとネープのクビレ感。

 

 

 

このモデルさんはかなり多毛ですが、アンダーのカットがキマるとかなりコンパクトに見せられます。

 

 

 

 

ここで、かなり重要ポイントです!

 

 

 

これはショートスタイル全般に言える事なのですが。

 

 

 

耳裏のベースカットの切り込み

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここの切り込みのバランスでショートのクオリティって左右する気がします。

 

 

 

ちなみに冒頭のモデルさんのビフォアです。

 

 

 

 

このビフォアは最近カットしたばかりだったみたいですが

 

 

 

 

この耳裏の切り込みが甘いのでモッサリ頭が大きく見えちゃいます。モデルさんは多毛なのでよりボリュームが目立ちます。

 

 

 

 

このモッサリを取るにはセニングもあるのですが、やはりベースのカット

 

 

 

 

耳裏の切り込みにこだわりましょう。カットアングル、リフト加減、バッチリキマると。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

ベースカットだけでも驚くほど収まるはずです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もみあげ、襟足など、フレームラインの質感


 

 

 

 

 

 

 

 

フレームライン。ようはヘアスタイルの淵になる部分ですね。前髪などもそうです。が!!!

 

 

 

ここでは敢えて(もみあげ)と(襟足)にこだわって行こうと思います。

 

 

 

個人的に、素敵だなーって思うショートスタイルはこのフレームラインの質感がメチャいい感じな事が多いです。

 

 

 

ここで一個思う事が。。。

 

 

 

この質感をセニングで出すものだと勘違いしている人が意外と多いような気がします。そんな事ないすかね???

 

 

 

フレームラインの質感はベースカットで作る!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

私が思うに、イケてるショートはベースカットの地点で、既に質感いい感じです。

 

 

 

もちろん、セニングもレザーも使ったりしますが。。。

 

 

 

やはりベースカットがピタッとキマると、その地点で質感は現れます。ここを感じられるか、どうかが、ショートスタイル上達のカギを握るように思います。

 

 

 

 

 

 

 

ここでワンポイントアドバイス!!!

 

 

 

 

ネープの生えぐせ問題ですね。

 

 

 

ネープは基本生えぐせが強い方が多いです。上向いたり、右や左向いたり、兎に角襟足の質感を邪魔します。。。

 

 

 

ここを一思いにバリカンでブーン!やってもまあいいですがwww

ジョリジョリになって味気ないので。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シザーでなるべく柔らかさを残すように、コームですくい邪魔な生えグセの部分を取ります

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このモデルさんはメチャ生えグセ上向きすぎて苦戦しますが。。。

 

 

 

 

 

 

 

なんとか。。。

 

 

 

収まります!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セニングのコツと、溜まりやすいところの見極め

 

 

 

毛量にもよりますが、基本的に根元からスカスカはあまりしません。

 

 

 

全体的に中間部にセニングを入れ

 

 

 

後は溜まりやすいところを見極めます

 

 

 

 

耳の裏は溜まりやすい。。。

 

 

 

 

なので耳裏は根元付近からセニング入れたりします。特に写真のモデルさんは多毛のためしっかり取ります。

 

 

 

そしてもう一箇所ありますよね。溜まるところ。。。

 

 

 

 

 

 

 

ここです。。。コメカミあたり、ここって重くなりやすいんですよね。

 

 

 

このように溜まりやすいコメカミ部分をピンポイントでとったりします。

 

 

 

ドライカットでは髪を動かしながら溜まる部分を落とします。

 

 

 

 

クセの強い方へのセニングアプローチとして、ゼニングバサミを多用しすぎると危険です。パサつきがですぎてしまう恐れがあります。

 

 

 

 

たまに癖のある強いお客様に。。。

 

 

 

「すきバサミは使わないで下さい」

 

 

 

なんて言われた事ありませんか?

 

 

 

 

それは多分、以前にスキバサミですかれすぎて大変だった事があったはずです。

 

 

 

クセが強い方に対しての毛量調整は、

 

 

 

 

髪と髪の間にスキマを開けるイメージで。

 

 

 

 

 

 

 

スギバサミは最小限にシザーや、レザーで作っていきます。束感を残しつつ丁寧にスキマを作っていくイメージです。

 

 

 

 

 

ショートカット動画集

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<新動画>イメチェン!癖毛をウルフにカットしました。

 

こんにちは。 当山です。

 

パーマっぽいクセ毛の方をバッサリウルフにヘアチェンジしましたよ。

 

まずはカット前

 

 

 

結構ロング。本当にパーマかけているみたいな髪質です。

 

伸びてちょっとボサっとしてきました。

 

 

前髪も作ってなく長いです。今回は顔まわりを切り込んで、ウルフにしていきます!

 

 

ではカット。

 

 

 

レングスはこれぐらい切っちゃいます。

 

ロング→ミディアムくらいのイメージです。

 

 

 

 

そして前髪を切ります。 少し長めにセンターで分けるイメージ。

 

 

そして顔まわりを切り込みます。

 

 

 

反対側も同様に切ります。

 

 

 

トップも切ったらドライし、毛量を減らしてスタイリングします。

 

 

 

ではafter

 

 

 

 

 

 

バームワックスを全体にしっかりつけてスタイリング。

 

切る前より立体感とメリハリが出たと思います。

 

レイヤーがしっかり入って、よりパーマっぽさが増しましたね。

 

 

ぜひ動画でご覧ください!

 

 

 

 

ウルフカットのパーマスタイルについての記事

オンザコーナー ではパーマをかけるお客様が非常に多いです。

 

 

スタイルや髪質に合わせてコールドパーマかデジタルパーマで対応させていただいてます!

 

 

 

今回は割と根元からパーマをかけたかったのと時間を早く終わらせたかったので。。。コールドパーマでやってみます。

 

 

 

 

 

 

ビフォアは前下がりのボブです。サイドの髪がかなりスカスカに削がれてる状態だったのと、パーマがマッチする、サイドをしっかりと切り込むウルフパーマスタイルで行きます!

 

 

 

まずは前髪を眉くらいの長さに。パーマで上がることを想定してイメージよりやや長めにカット

 

 

 

 

 

そしてスタイルのキモになってくる顔周りの切り込みは

 

 

 

 

 

 

前髪から繋ぐようにレザーでバッサリと取っていきます。

 

 

 

 

 

 

 

丁寧に丁寧に顔周りにレザー特有の」柔らかい質感をプラスします。

 

 

 

今回のパーマは大きめのカールを根元付近からかけてラフに動きが出るような感じを狙ってます。

 

 

 

 

 

 

 

前髪はピンパーマでカーリング

 

 

 

 

 

 

 

で!

 

 

 

かかり上がりです。

 

 

 

 

 

 

いい感じっぽいです。

 

 

 

今回はラフな動きを出すスタイリング

 

 

 

なるべく自然乾燥に近い形で乾かしてスタイリングします。ポイントはタオルドライ。しつこいくらいしっかりとタオルで擦ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、そのままスタイリング剤を全体に馴染ませます。今回はツヤ感のあるモデニカナチュラルジェルを使用

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なるべくカールを崩さないように乾かします。

お家でスタイリングするときは、毛先は水スプレーなどで濡らしてからしっかりタオルドライして、スタイリング剤で整えたら、そのまま自然乾燥しちゃってください!

 

 

 

完成です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

動画でぜひ!