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タンパク変性した髪はパーマかかりません。
こんにちは。 当山です。
以前書いた記事で
パーマかかるかどうかのチェック方法をお伝えしていました。
この指に巻きつけて髪の戻り具合をみる方法。
たまにこのチェック方法をクリアしても(ちゃんと巻きついた髪が戻ってきても)パーマかからない場合があります。。。
それは
アイロンやコテの当てすぎによるタンパク変性です。
タンパク変性とは熱によってタンパク質が硬くなってしまう事を言います。
卵が熱で固まるのと同じ原理です。
髪の毛は約90%がタンパク質で出来ているので、熱の影響を受けやすいんです。
例えば180度以上のコテで同じ部分を3秒以上当てていると、タンパク変性は始まります。(髪質によって微妙な違いはあります)
タンパク変性した髪はパーマがかかりにくく、カラーも狙いどうりに染まりにくくなってしまいます。
タンパク変性して硬くなると、指に巻きつけても戻ってくる事があります。。
タンパク変性してるかどうかはご自分だと確かめ辛いですが、明らかに触ると硬いです。
こちらは先日パーマお断りしてしまったお客様の髪の毛。
ブリーチ+コテの熱でかなりハイダメージです。
よく見るとチリついている毛もありますね。
こうなるとパーマは絶対かかりません。。。
タンパク変性しにくいコテの温度は140度。
↓詳しくはこちらをご覧ください。
茹で卵が生卵に戻らないのと同じで
髪も1度タンパク変性すると元に戻りません!
生活の中で髪が傷むことは多々あるので、お家での髪の扱いには注意しましょう。