パーマのこだわり。ウィービングパーマ。

当山隆之ブログ Sep 07 2018

こんにちは。 当山です。

 

僕のパーマのこだわりの1つが

 

 

抜け感です。

 

 

毛束と毛束の間に空間を作りたいと言いますか、立体感を出して隙間を空けたいんですね。

 

するとコテで巻いたみたいな質感になります。

 

 

ちなみにお客様が見せてくださるパーマスタイルの写真は、ほとんどがコテで巻いて作ってます。パーマって書いてあっても実際はコテで仕上げていたりします。。。

 

 

 

 

↓の記事でも書いてますが、この抜け感を出すにはデジタルパーマが適しています。

 

デジタルパーマをおすすめする理由

 

ウィービングパーマとは?

 

 

パーマかける際に、表面のほんの少しの毛を何束かウィービングでわけとります。

 

 

その少量の毛束のみ根元付近から薬剤をつけています。

 

 

そうすると立体的なニュアンスが加わり、抜け感が出るんです。

 

 

このようにウィービング状に毛束をとってパーマかけることを

 

 

 

「ウィービングパーマ」

 

 

と言います。そのままです。はい。

 

 

 

 

実際に写真の方がわかりやすいので、ご紹介していきます。

 

 

実際にウィービングパーマをかける。ボブの場合


 

 

 

こちらのお客様はワンレングス(段の一切入っていない)のボブです。

 

基本ワンカールでかけて、表面をウィービングでパーマかけると。。

 

 

 

 

赤い点線の様に、高い位置から面ではなく筋状にウェーブがついています。

 

すると

 

 

向こう側が見える様な抜け感が出せます。

 

 

表面全部をパーマかけているわけではないので、変にボリュームが出過ぎる事もありません。

 

 

 

 

ミディアムの場合。


 

 

 

 

 

こちらのお客様は表面にレイヤー(段)が入っています。

 

耳下から生えている毛はほぼワンカール。耳上はもう少しウェーブっぽくなる様にかけています。

 

更に表面には

 

 

 

赤線のところにウィービングしています。

 

 

つまり

 

 

 

こんな感じで薬塗る位置を3つ分けてるんですね。

 

黄=耳下ワンカール、青=耳上Sカール、赤=ウィービングといった具合です。

 

 

 

 

 

 

全体的に柔らかい質感ですが、耳下をワンカールだけにして必要ないボリュームを抑え、表面のウィービングで立体感が出ています。

 

 

 

 

 

ウィービングパーマのメリット


 

基本的にパーマをかけるとはボリュームを出すという事です。カールがつく以上絶対ボリュームは出ます。

 

そして薬がついた部分はどんなに弱い薬でも傷みます。

 

 

しかし、これからのパーマスタイルは

 

 

いかに少ないダメージでかけれるか、

不必要なボリュームを取り除くか

 

 

この二つが大事だと個人的に思います。

 

 

ウィービングはこの両方を抑えてくれるんです。

 

 

ウィービングでとった部分のみ薬をつけているので髪全体のダメージは少なく、当たり前ですが薬をつけていない箇所はボリューム出ません。

 

 

今回紹介したスタイル。

 

どちらも動きを出したい表面をウィービングではなく普通にパーマかけたらかなり広がるし、ダメージが相当かかってしまいます。

 

 

お客様がパーマ失敗したなぁ。。。と感じるほとんどが

 

 

傷みすぎとボリューム出すぎ

 

 

これが原因だと思います。

 

 

抜け感と程よいボリュームが出て、傷む部分が少ないウィービングパーマ。おすすめです!

 

 

 

 

実際にウィービングパーマをかけている動画

 

 

 

 

 

 

 

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